耐性菌と新種 |
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これまでHIVはチンパンジーから伝わったタイプのものや、そのほかの猿から伝わったものが発見されてきましたが、最近ではゴリラから伝わるものなど、多くの種類が新たに発見されています。
そしてこの新種のHIVには新種に対応する新しい治療薬を準備しなければならないため、HIV治療をより困難なものにしています。
またさらに、これまですでに発見されているHIVの中にも治療薬に耐性を持ったものまで多く発見されてきているのです。
このような多くの事象が起きているため、現在エイズの治療に関する現場は常に開発や研究が忙しくなっているのです。
治療薬を研究、開発する人たちだけではなく、実際にエイズを発症してしまった人たちも、エイズ治療の現状を知っておくべきでしょう。
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エイズを発病するまでの流れ |
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HIVに感染しエイズを発病するまでの流れは以下のようになります。
まずは「感染初期(急性期)」で、リンパ節の腫れや発熱などの風邪に似た症状が現れることがあります。
感染初期では免疫細胞にHIVが感染し急激に増殖を開始するためです。
しかし、その症状が現れるのは全体のわずか数%であるため、ほとんどの方にこれらの症状が現れることは無いと言ってもいいでしょう。
その後、「無症候期」へと移行し、約6ヶ月~15年という潜伏期間に入ります。
しかし、無症候期であるとは言え、体内では確実にHIVが増殖を繰り返して免疫細胞を破壊していることには変わりありません。
そして最終的に免疫不全に陥り「エイズ発病」となるのです。
HIV検査のウインドウ期 |
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HIVに感染しても、ごく初期の段階ではHIV抗体検査によって感染の有無を確認することが出来ません。
これを「ウインドウ期(ウインドウピリオド)」と言います。
体内にHIV抗体が出来るには感染後約6週間から8週間が必要であると言われています。
そのため、感染後すぐにHIV抗体検査を受けても検査結果は陰性となる可能性があるのです。
このことからも、HIV検査は1回ではなく少し間を空けてから最低2回は受けるようにしてください。
全国の保健所や自治体の特別施設などでも検査を受けることは可能ですが、インターネットでは同じ匿名性でエイズ検査キットの販売も行われています。
ぜひそれらも活用して定期的に検査を受けるようにしてください。
HIV検査の流れ |
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HIV検査では、初めに「スクリーニング検査」を行います。
このスクリーニング検査とは、HIVに感染している可能性の有無をふるい分ける検査のことで、いわゆる「ひっかけ検査」のことを指します。
そこで陰性であれば「HIV検査陰性」となりますが、陽性になった場合には引き続き「確認検査」を行います。
確認検査とは、スクリーニング検査で陽性と判断された場合、その結果が本当にHIVによるものかを確認するための検査のことです。
スクリーニング検査の陽性には、HIVによる「真の陽性」と、HIVに感染していないのにも関わらず、何らかの要因によって陽性と判断される「偽陽性」が含まれているためなのです。